第1回、宮崎県地域両立支援会議に参加してきました。
平成29年9月6日、第1回、宮崎県地域両立支援会議に出席してきました。
この取組は、働き方改革における柱で、治療と仕事の両立をサポートするための推進チームを各県に設置するという目的のもと、医療機関をはじめ、各支援団体から選ばれだ代表者が厚生労働省より招集された会議です。
そして私は、キャリアコンサルタントという立場で参加させて頂きました。
今回の会議は各団体がそれぞれどのような活動をしているか説明し、この活動を広く周知していくためのパンフレットを作成について掲載内容の確認と顔合わせでした。
現在、医療技術の進歩に伴い、発見時の状態にもよりますが、今や「がん」は「治る病気」です。
そして、がんをはじめ、色々な病気で継続治療を行いながらも働き続けることが出来る時代でもあります。
しかしながら患者さん中には、「がん」と告知された段階から、ショックが大きく、冷静に将来のことを考えることが出来ず、実は治療しながら仕事を続けることが出来る状態だったにもかかわらず依願退職をしてしまう人も多いことが問題になっています。
「継続治療を行いながら仕事を続けるには」
「治療をしながら働く場所を探すには、そして定着するには」
体調や治療方法などは皆さんそれぞれ異なりますから、働ける条件もそれぞれ違うかもしれません。
さらに「会社に迷惑がかからないだろうか」「治療によって体調コントロールが出来るだろうか」「家族が反対しないだろうか」 働くにあたっての心配事は尽きないかもしれません。
しかし、そんな患者さんと企業をしっかり結ぶ支援があれば、働きながら治療を続けることも十分可能です。
また、受け入れる企業においても、「どのように配慮すればいいのだろうか」「このままの配置で仕事が出来るのだろうか」等々、受入体制を構築するために必要なことについて色々とお考えになるかもしれません。
いま、医療、制度、メンタル、職場理解、それら包括的に、そして円滑にフォロー出来る体制を構築するために必要な両立支援コーディネーターの育成と配置は急務だと改めて感じています。
そしてそのコーディネイトこそ、キャリアコンサルタントが担うべき役割なのではないかと私は考えています。
働く世代の3人に1人が「がん」になる時代。
この活動、まさにこれからです!
スタッフラインズは「治療と仕事の両立」を希望される皆さまを積極的にバックアップ致します。